5月19日は何の日?
5月19日は、セメントの日、ボクシングの日、ごとぐるの日、小諸・山頭火の日などがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!
セメントの日
セメントの日は、1875年(明治5年)5月19日、官営深川工場で日本ではじめて国産のセメント(ポルトランドセメント)の製造に成功したことに由来する記念日。
江戸時代の末期からセメントは輸入されていたが非常に高価であったため、国内生産が求められていた。
工業化は思いの他難しく、深川工場の設備をすべて作り直すなど1年半の試行錯誤の末に少量のセメント製造に成功した。
現在、深川工場の跡地には、「本邦セメント工業発祥之地」という碑が建てられている。
ボクシングの日
ボクシングの日は、日本のボクシング界の健全な発展を目指す日本プロボクシング協会(東京都文京区)が2010年(平成22年)に制定した記念日。
1952年(昭和27年)5月19日、世界フライ級タイトルマッチで挑戦者・白井義男(1923~2003年)がアメリカ人チャンピオンのダド・マリノ(1915~1989年)に15回判定勝ちし、日本初のボクシングのチャンピオンになった事に由来する。白井は以後、4度の防衛を果たした。
白井の王者獲得とその後の防衛は、戦争で敗れた日本にとって希望の光となった。
ごとぐるの日
ごとぐるの日は、2023年(令和5年)全国の隠れたご当地グルメを発掘しお届けする【冷凍ご当地グルメ専門店 ごとぐる】を運営する株式会社ごとぐる(神奈川県藤沢市)が制定した記念日。
5月19日は、「ご当地グルメ」を略した「ごとぐる」の社名にちなんで「ご(5)とう(10)ちぐ(9)るめ」の語呂合わせから。
手間暇かけて丁寧に育てた日本各地のご当地グルメの美味しさと魅力を再認識してもらい、ひとつでも多くの国産食材を食べることで全国の生産者を応援し、日本の豊かな食文化を未来に残すことを目的としている。
小諸・山頭火の日
小諸・山頭火の日は、長野県小諸市にある温泉宿・中棚荘(なかだなそう)が制定した記念日である。
1936年(昭和11年)5月19日、漂泊の俳人・種田山頭火(1882~1940年)が中棚荘(当時は中棚鉱泉)に宿泊したことに由来。その日の日記に「熱い湯に入れて酒が飲めるのがいい」と記載していることから記念日となっり、敷地内には山頭火の句碑も建てられている。
俳句を愛した山頭火は、1940年(昭和15年)に愛媛県松山市で亡くなるまで、全国各地を歩いて旅をしながら数多くの俳句を作り「昭和の芭蕉」とも呼ばれた。
定型に縛られない自由律俳句の代表とされている。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。
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