3月29日は何の日?
3月29日は、マリモの日、八百屋お七の日、作業服の日、みんつくの日などがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!
マリモの日
マリモの日は、1952年(昭和27年)3月29日に、北海道・阿寒湖のマリモが国の特別天然記念物に指定されたことに由来する記念日。
マリモ(毬藻)は淡水性の緑藻の一種で、球状の集合体を形成することで知られ、日本では北海道や本州の東北地方から関西地方の湖沼に点在して分布しており、1897年(明治30年)に札幌農学校(現北海道大学)の植物学者である川上瀧彌が阿寒湖の尻駒別湾で発見したのが最初である。
特別天然記念物に指定された阿寒湖のマリモは、直径が最大約30cmと大きく、かつビロード状の美しい球状をしている。また、マリモは特別天然記念物に指定されている以外に、環境省から絶滅危惧種の指定も受けている。
八百屋お七の日
八百屋お七の日は、1683年(天和3年)3月29日、18歳の八百屋の娘・お七が、放火の罪で3日間の市中引き回しの上、火あぶりの極刑に処せられたことに由来。
前年12月28日、江戸で発生した「天和の大火」の際、お七の家は燃えてしまい、親とともに寺に避難。
お七はその寺で寺小姓・生田庄之介と出会い恋仲になったが、やがて店が建て直されお七一家は寺を引き払ったが、お七は庄之介のことが忘れられなかった。
もう一度火事になれば庄之介にまた会えると考えて、3月2日の夜に家の近くで放火に及んだ。
近所の人がすぐに気が付き、ぼやで消し止められたが、その場にいたお七は放火の罪で御用となった。
当時は放火の罪は火あぶりの極刑に処せられていたが、17歳以下ならば極刑は免れることになっていた。そこで奉行は、お七の刑を軽くするために「おぬしは17だろう」と問うが、その意味が分からなかったお七は正直に18歳だと答えてしまい、極刑に処せられることとなった。
お七が干支の丙午(ひのえうま)の年の生まれであったことから、丙午生まれの女子が疎まれるようになり、丙午生まれの女性は気性が激しく夫の命を縮めるという迷信に変化して広まったとされる。
また八百屋お七は、井原西鶴の浮世草子『好色五人女』に取り上げられたことで知られるようになり、文学や歌舞伎、文楽など芸能において多様な趣向の凝らされた諸作品の主人公となった。
作業服の日
作業服の日は、作業服をはじめ、鳶服・警備服・オフィスウェアなどの製造販売を手掛ける、まいど屋株式会社(埼玉県川口市)によって制定された記念日。
作業服の日には、第二次産業に従事する作業服姿の人々に感謝するとともに、4月1日から新しい作業服を着て頑張ってほしいという願いが込められている。
3月29日は、作業服「さ(3)ぎょう」「ふ(2)く(9)」の語呂合わせから。
みんつくの日
みんつくの日は、「つなぐ、つたえる、シェアをする」をキーワードに、社会のさまざまな課題の解決を目指す公益財団法人「みんなでつくる財団おかやま」(通称:みんつく)が制定した記念日。
みんつくの日は、一人ひとりが自分の未来に対して、意志を持ってお金や時間を使い、社会をより良くするために行動する日。この日には「みんつく」の事業報告会となる「みんつくフォーラム」が開催される。
3月29日は、みんつく「み(3)んつ(2)く(9)」の語呂合わせから。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。
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