1月27日は何の日?
1月27日は、国旗制定記念日、求婚の日、ハワイ移民出発の日、ホロコースト犠牲者を想起する国際デーなどがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!
国旗制定記念日
国旗制定記念日は、1870年(明治3年)の旧暦1月27日に、明治政府が日の丸を国旗とする太政官布告商船規則により、国旗のデザインと規格を示したことに由来している。
1999年(平成11年)8月9日には、「国旗及び国歌に関する法律」が成立し、同8月13日に公布・即日施行後は、日の丸と君が代が国旗と国歌として法制化された。
国旗の縦横の比率は2:3、日の丸は旗の中心の位置で日の丸の直径は縦の長さの5分の3、色地は白色、日の丸は紅色といった規定がある。
求婚の日
求婚の日は、1883年(明治16年)1月27日、日本で初めて新聞に求婚公告が掲載されたことに由来している。
求婚広告は、中尾勝三郎という人によって伊勢新聞および三重日報に掲載された。
「先頃女房を離縁して不自由勝ゆえ、貧富を論ぜず、十七歳以上二十五歳にて嫁にならうと思ふ物は照会あれ」という広告を出したところ、近隣の19歳の女性が応募し、めでたく結婚に至った。
求婚はプロポーズともいい、関連する記念日として、ブライダルファッションの第一人者である桂由美が会長を務める全日本ブライダル協会が、6月の第1日曜日を【プロポーズの日】に制定している。
ハワイ移民出発の日
ハワイ移民出発の日は、1885年(明治18年)の1月27日、日布移民条約によるハワイへの移民第一号の船が横浜港を出航した日に由来する。
1885年に日布移民条約が結ばれたことで、ハワイへの移民が公式に許可されるようになった。この政府間の条約によってハワイに働きに行った日本人移民は「官約移民」と呼ばれた。
官約移民は「3年間で400万円稼げる」といったことを謳い文句に盛大に募集が行われたが、その実態は人身売買に類似し、半ば奴隷に近かったといわれる。
日本や中国からの移民からは、儒教、道教、仏教、神道などが持ち込まれ、特に仏教が栄えた。
ホロコースト犠牲者を想起する国際デー
ホロコースト犠牲者を想起する国際デー(International Holocaust Remembrance Day)は、2005年(平成17年)12月の第60回国連総会で制定された国際デーの一つ。
「国際ホロコースト記念日」と呼ばれる場合もある。
ホロコースト(The Holocaust)とは、第二次世界大戦中のナチス・ドイツが、ユダヤ人などに対して組織的に行った大量虐殺を指している。
1945年(昭和20年)の1月27日、ソ連軍によってアウシュビッツ強制収容所が解放された。
ホロコースト犠牲者を想起する国際デーでは、ナチス・ドイツが行ったホロコーストの犠牲者を記念する日であり、将来の犯罪の防止を目的としている。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。
コメント