1月10日は何の日?
1月10日は、110番の日、明太子の日、ひものの日、イトウの日などがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!
110番の日
110番の日は、110番に関心を持ってもらい、また110番の適切な利用を推進することを目的として、警視庁が1985年(昭和60年)に制定し、翌1986年(昭和61年)から実施した。
1月10日は、警察機関への緊急通報用電話番号の「110番」から。
110番は戦後の連合国軍最高司令部(GHQ)の勧告で1948年(昭和23年)10月1日に、東京などの8大都市で始められた。東京では最初から110番だったが、地域によって番号が異なっており、全国で110番に統一されたのは1954年(昭和29年)になったからである。
110番の日には、警視庁での通信指令センターの一般公開など、全国の警察において関連のイベントが行われる。
明太子の日
明太子の日は、1949年(昭和24年)1月10日に、株式会社ふくやの創業者・川原俊夫が韓国発祥の明太子を初めて日本風の味付けで販売したことにちなんでいる。
株式会社ふくやは、福岡県で明太子の製造・販売を手がける企業。
「明太子」とは、介党鱈(すけとうだら)の卵(鱈子:たらこ)の塩辛で、元々は朝鮮半島に伝わる家庭の惣菜だった。
これを日本人の口に合うように味付けして、「辛子明太子」が作られた。
明太子の日には、福岡の飲食店や観光施設などを中心に、福岡県の名産品となった明太子のおいしさを伝える日として、キャンペーンが行われている。
ひものの日
ひものの日は、日本の伝統食品としての干物を、より多くの人に知ってもらい、食べてもらうことを目的として、名古屋市に本社を置き、ひものの専門店「塩干の太助」を運営する株式会社太助が制定した記念日。
1月10日は、干物(ひもの)の「干」の字が「一」と「十」に分解できることに由来する。
干物は、魚などの魚介類の身を干して水分を減らすことで貯蔵可能になる乾物で、日本だけでなく世界各国で作られている。
ひものの日は、2017年(平成29年)に一般社団法人日本記念日協会により認定・登録された。
イトウの日
「イトウ」は最大1.5mを越える日本最大の淡水魚で、現在では北海道の一部でしか生息が確認されておらず、絶滅危惧種に指定されている。
イトウは体長1mになるのに15年の歳月がかかるといわれる。
イトウの日は、イトウを展示する北海道北見市の「北の大地の水族館」(施設名:おんねゆ温泉・山の水族館)が制定した記念日。
イトウの認知度をさらに上げ、その保護の気運を高めることが目的となっている。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。
コメント