12月10日は何の日?
12月10日は、世界人権デー、ノーベル賞授賞式、三億円事件の日、ごめんねの日などがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!
世界人権デー
人権デー(Human Rights Day)は、1948年に開催された国際連合第3回総会において「世界人権宣言」が採択されたことを記念して12月10日に制定された国際デー。
世界人権宣言とは、基本的人権尊重の原則を定めたもので、国際的にはじめて人権保障の目標や基準をうたった画期的な宣言。「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準」として認識されている。
しかし現代においても、世界中で人種・宗教・出生・性別などで、差別や不平等に悩んでいる人は多いため、人権デーをきっかけに改めて基本的人権の尊重に関して、目を向ける機会になればよいのではないでしょうか。
ノーベル賞授賞式
12月10日のノーベル賞授賞式は、ノーベル賞創設者アルフレッド・ノーベル(1833~1896年)の命日が12月10日であることに由来しています。
ノーベル賞は、1901年にノーベルの遺言に基づいて設立されました。
ダイナマイトの開発・商品化により莫大な富を得たアルフレッド・ノーベルが、自身の発明したダイナマイトが戦争で殺人兵器として使われるようになったことへの罪の意識を払拭するため、社会への重要な貢献を讃える賞の創設を指示した。
ノーベル賞は、物理学・化学・生理学医学・文学・平和・経済学の6分野あり、平和賞はノルウェーの首都オスロの市庁舎で、それ以外の賞はスウェーデンの首都ストックホルムのコンサートホールで授賞式が行われる。
三億円事件の日
三億円事件の日は、1968年(昭和43年)12月9日、東京都府中市の東芝工場で支給されるボーナス約3億円を積んだ日本信託銀行の現金輸送車が、白バイ警官に扮した犯人に強奪される事件が起きた。正式な事件名は「現金輸送車強奪事件」である。
被害金額3億円は現金強奪事件としては当時の最高金額であった。
シートが引っかかったままの偽白バイや、発煙筒など多くの物証がありながら捜査は迷宮入りし、7年後の1975年(昭和50年)12月10日に時効を迎えた。
盗まれた約3億円には保険が掛けられていたことから、日本の保険会社が給付した補償金によって全額が賄われ、事件の翌日には全ての従業員にボーナスが全額支給された。
その保険会社もまた再保険をかけており、日本以外の保険会社によるシンジケートに出再していたことから給付した金額分が補填されたために、直接的に日本国内で金銭的損失を被った者がいなかった。
保険による補償で金銭的に実害を被った者がいなかったことと、犯人が暴力に訴えず現金強奪に成功したことから、被害金額2億9430万7500円の語呂合わせで、「憎しみのない強盗」とも言われる。
日本犯罪史において最も有名な事件のひとつに数えられ、「劇場型犯罪」でありながら完全犯罪を成し遂げ、フィクション・ノンフィクションを問わず多くの作品の題材になっている。
ごめんねの日
12月10日のごめんねの日は、株式会社すかいらーくが2009年に制定。
株式会社すかいらーくが経営するファミリーレストラン「ガスト」の期間限定商品「ハミ出るビーフステーキ」の宣伝にあたり、「お皿からハミ出してごめんね」という逆説的なPR活動を行い、そのキャンペーンの一環として記念日を12月10日に制定した。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。
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