8月27日は何の日?
8月27日は、ジェラートの日、「男はつらいよ」の日、日本に原子の火がともった日、御成敗式目が制定などがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!

ジェラートの日
ジェラートの日は、イタリアアイス「ジェラート」をより身近にしようと活動する日本ジェラート協会(東京都豊島区)によって制定された記念日。
8月27日は、1953年(昭和28年)8月27日に、アメリカで映画『ローマの休日』が公開されたことに由来する。
映画の中でオードリー・ヘプバーン演じるアン王女が、スペイン階段でジェラートを頬張るシーンは、ジェラートを世界中の人々に知らしめ、ローマを訪れる観光客の憧れのデザートとなった。
ジェラートのおいしさや魅力を知ってもらうことを目的としている。
「男はつらいよ」の日
「男はつらいよ」の日は、1969年(昭和44年)8月27日、山田洋次・監督、渥美清・主演の映画「男はつらいよ」シリーズの第1作が公開されたことに由来する記念日。
「フーテンの寅」が最初に登場したのはテレビドラマで、この時はドラマの最終回で寅さんは死亡していたが、あまりの反響の大きさのため映画で復活し、以来48作にも及ぶ世界最長の映画シリーズとしてギネスブックにも掲載されている。
映画シリーズ全48作の配給収入は464億3,000万円、観客動員数は7,957万3,000人を記録した。
日本に原子の火がともった日
日本に原子の火がともった日は、1957年(昭和32年)8月27日午前5時23分、茨城県・東海村の日本原子力研究所に設置された出力50kWのウォーターボイラー型炉1号(JRR-1)が、臨界実験に成功して日本最初の「原子の火」がともったことに由来。
これにより日本は、インドに次いでアジアで2番目の原子炉稼働国となった。
この原子炉は1970年(昭和45年)3月まで運転され、原子炉を利用した各種の実験や技術者の訓練に役立った。
現在、建屋や原子炉室は原子力科学研究所敷地内にJRR-1記念展示館として公開されている。
御成敗式目が制定
御成敗式目は、鎌倉時代の1232年8月27日、源頼朝以来の先例や、道理と呼ばれた武家社会での慣習や道徳をもとに制定された武士政権のための法令(式目)。
1185年に鎌倉幕府が実質的に成立して以降、東国を勢力下におく鎌倉幕府と、西国を勢力下におく朝廷による二頭政治が続いていた。
1221年(承久3年)に発生した承久の乱で、鎌倉幕府執権の北条義時が朝廷を武力で倒し、朝廷の権力は制限され、幕府の権力は全国に及んでいったが、日本を統治する上で指標となる道徳や倫理観、慣習が各地で異なるため、武家社会、武家政権の裁判規範として制定された。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。

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