10月15日は何の日?
10月15日は、世界手洗いの日、きのこの日、たすけあいの日、化石の日などがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!

世界手洗いの日
世界手洗いの日は、国際衛生年とされた2008年に、国際連合児童基金(ユニセフ)が提唱し、ユニセフや水と衛生問題に取り組む国際機関、大学、企業など13の組織から成る「せっけんを使った手洗いのための官民のパートナーシップ」によって制定された。
世界には不衛生な環境での生活を強いられ、下痢や肺炎にかかって命を失う子どもたちが年間約150万人もいる。
感染症の予防のため、石鹸で手を洗うことの重要性や石鹸を使った正しい手洗いの方法を広めるための普及活動が世界各地で行われている。
日本では日本ユニセフ協会が主催し、ライオン株式会社や花王株式会社などプロジェクトの趣旨に賛同した複数の企業の協力により運営されている。
きのこの日
きのこの日は、1995年(平成7年)に、きのこを含む特用林産物の消費拡大・産業振興を目指す、日本特用林産振興会(東京都千代田区)が制定した記念日。
きのこに対する正しい知識を普及して、きのこの健康食品としての有用性をより多くの人に知ってもらうことを目的としている。
10月15日は、10月は「きのこ」の需要が高まる月で、その月の真ん中の15日が落ち着いて消費者にきのこのことをアピールしやすいという理由で選ばれた。
販売店ではきのこの日にちなんだセールなども行われている。
たすけあいの日
たすけあいの日は、1965年(昭和40年)に、社会福祉法人全国社会福祉協議会(東京都千代田区)によって制定された記念日。
日常生活での助け合いや、ボランティア活動への参加を呼びかけることを目的としている。
全国社会福祉協議会(全社協)は、各市区町村、都道府県・指定都市に設置・運営されている社会福祉協議会(社協)の全国組織として、各地の社協とのネットワークにより、福祉サービスの利用者や社会福祉関係者との連絡調整や活動支援、制度改善に取り組んでいる。
2024年(令和6年)7月から新一万円札の顔となった渋沢栄一は、「近代日本経済の父」等と称されているが、全社協の初代会長でもあり、今日の社会福祉の礎となる慈善事業の推進、寄付文化の振興にも大きな功績を遺した人物でもある。
化石の日
化石の日は、日本古生物学会(東京都文京区)が制定した記念日。
日本の化石・古生物学の象徴の日として、より多くの人に化石や古生物学に関心を持ってもらうことを目的としている。
10月15日は、日本を代表する化石で異常巻きアンモナイトの「ニッポニテス・ミラビリス」(Nipponites mirabilis)が、矢部長克東北大学名誉教授によって新種として報告された1904年(明治37年)10月15日に由来している。
化石の日には、全国各地で「化石の日」関連イベントが開催されている。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。

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