8月21日は何の日?
8月21日は、献血の日、噴水の日、パーフェクトの日、女子大生の日などがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!

献血の日
献血の日は、1964年(昭和39年)8月21日、それまでの売血制度をやめて、全ての輸血用血液を献血によって確保する体制を確立するよう、献血の推進が閣議で決定されたことに由来する。
当時は未だ売血が盛んな時期であり、金銭を得るために過度の売血を繰り返す人たちの血液は血球が少なく血漿部分が目立つため「黄色い血」と呼ばれていた。
この血液は、輸血しても効果がなく、同年の3月には駐日アメリカ大使のライシャワー氏が輸血により肝炎に感染をしてしまったことや、輸血後に肝炎などの副作用を起こしがちだったため、大きな社会問題となっていた。
1974年(昭和49年)に民間商業血液銀行が預血制度を廃止したことにより、全てを献血で確保する体制が確立した。
噴水の日
噴水の日は、1877年(明治10年)8月21日、東京都の上野公園で開催した第1回内国勧業博覧会において、日本ではじめて西洋式噴水が設置されたことに由来する記念日。(実際に落成したのは9月8日だが、博覧会開催にちなんで8月21日が「噴水の日」となっている)
山形県西村山郡西川町にある寒河江ダムにより形成された人造湖の月山湖において稼働している「月山湖大噴水」は噴水の高さ日本一で、112mの高さまで噴き上げることができる。
季節によって打ち上げる噴水の形が変わり、夜間にはライトアップも行われており、幻想的な情景となっている。
パーフェクトの日
パーフェクトの日は、1970年(昭和45年)8月21日、プロボウラー中山律子が女子プロボウラー初のパーフェクトゲームを達成したことに由来する記念日。
記念日は中山選手のマネジメントを手がける株式会社マザーランド(東京都港区)が制定した。
東京都の「府中スターレーン」で開催された、プロ月例会の優勝決定戦でのパーフェクトゲームで、そのゲームはテレビで放映され、日本のボウリングブームに大きく貢献した。
またこの偉業は、当時のボウリング界における女性の地位を高めるとともに、スポーツとしてのボウリングの魅力を広く伝えるきっかけとなった。
女子大生の日
女子大生の日は、1913年(大正2年)8月21日、東北帝国大学(現:東北大学)が女子受験生3人(黒田チカ・牧田らく・丹下ウメ)の合格を発表し、日本初の女子大生が誕生したことに由来する。
明治時代末期、日本の大学は旧制高校を卒業した男子学生のための学校であり、正規の学生身分で女性が大学に入学することは考えられなかったが、理念の一つに「門戸開放」を掲げた創立間もない東北帝国大学は独自の判断で3人の女性の入学を許可した。
関連する記念日として、1901年(明治34年)4月20日に日本初の女子大学である、日本女子大学校(現:日本女子大学)が開学したことに由来する「女子大の日」(4月20日)がある。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。

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