7月23日は何の日?
7月23日は、米騒動の日、天ぷらの日、カシスの日、文月ふみの日などがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!

米騒動の日
米騒動の日は、1918年(大正7年)7月22日、富山県魚津町の漁師の主婦ら数十人が米の県外への積み出しを止めて、地元住民に販売するよう集団運動を起こし、この運動は全国にまで広がり、米騒動となったことに由来する記念日。
1914年(大正3年)の第一次世界大戦後の物価上昇の中で、都市部の人口増による米不足、米商人による買い占めや売り惜しみなどにより米価が急騰。富山の集団運動が新聞で報道されると、全国的な米騒動へと波及した。
政府は警官と軍隊を投入、新聞報道を規制するなどして鎮圧しようとしたが、言論報道の自由を要求する運動に発展し、1918年(大正7年)9月21日に寺内内閣は総辞職、原内閣が誕生した。
天ぷらの日(毎月23日)
天ぷらの日は、疲労回復に適した天ぷらを食べて元気に過ごそうという意味から、7月23日を含む毎月23日が「天ぷらの日」となっている。
天ぷらは、魚介類や野菜などの食材を小麦粉を主体とした衣で包み、油で揚げて調理する日本料理で、寿司と蕎麦とともに「江戸の三味」の一つとして江戸の庶民に愛さる、江戸(東京)の郷土料理である。
7月23日の「天ぷらの日」は、7月20日頃の「土用の丑の日」、8月29日の「焼き肉の日」とともに食べ物の「夏バテ防止の三大記念日」とも言われている。
カシスの日
カシスの日は、2006年(平成18年)にベリーの一種であるカシスの美味しさや栄養に関する知識を広めるために日本カシス協会が制定した記念日。
人々の健康に寄与するカシスへの関心を高めてもらうことが目的。
7月23日は、この日が大暑になることが多いことから。
カシスの果実は黒に近い濃紫色で、ビタミンCや、強い抗酸化作用と眼精疲労を軽減する効果があるアントシアニンを豊富に含んでいる。
文月ふみの日
文月ふみの日は、1979年(昭和54年)に郵政省(現:日本郵政)が制定した記念日。
「手紙の楽しさ、手紙を受け取るうれしさを通じて文字文化を継承する一助となるように」というもので、郵便物の利用促進を目的としている。
ふみ「ふ(2)み(3)」の語呂合わせから、毎月23日を「ふみの日」としている。
7月は「文月」であることから、この日は特別に「文月ふみの日」としており、7月23日にはさまざまなイベントが実施され、「ふみの日」切手が発行されている。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。

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