7月21日は何の日?
7月21日は、日本三景の日、烏骨鶏の日、自然公園の日、神前結婚式の日などがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!

日本三景の日
日本三景の日は、日本三景をより広くPRすることを目的として、2006年(平成18年)に日本三景観光連絡協議会が制定した記念日。
1643年(寛永20年)、儒学者・林春斎(1618~1680年)が著書『日本国事跡考』の中で、「松島(宮城県)」「天橋立(京都府)」「宮島(広島県)」を卓越した三つの景観とし、これが「日本三景」となった。
7月21日は、林春斎の1618年(元和4年)7月21日の誕生日にちなんで。
また、この頃は日本三景の特徴でもある青い海と深い緑が際立つ夏の時期でもあることから。
烏骨鶏の日
烏骨鶏の日は、烏骨鶏の生産を手がける岐阜県大垣市の株式会社デリカスイトと、株式会社烏骨鶏本舗、香川県東かがわ市の東かがわ烏骨鶏ファーム株式会社、香川県さぬき市の有限会社松本ファームの4社が制定した記念日。
ビタミン・鉄分など栄養が豊富に含まれ、薬膳料理などにも使われる烏骨鶏の種の保存と、食文化の普及を目的としている。
7月21日は、烏骨鶏が1942年(昭和17年)7月21日に大分・三重・広島などの主産地で国の天然記念物として指定されたことから。
自然公園の日
自然公園の日は、1957年(昭和32年)に制定された自然公園法が、同年の7月21日に施行されたことに由来する記念日。
自然公園法は、自然公園を守り、親しんでもらうことを目的としており、環境省は毎年記念日である7月21日から8月20日までの1ヵ月を「自然に親しむ運動」期間としている。
自然公園は、環境大臣が指定する国立公園・国定公園と、都道府県知事が指定する都道府県立自然公園があり、国立公園は環境省が管理し、国定公園・都道府県立自然公園は都道府県が管理する。
神前結婚式の日
神前結婚式の日は、東京大神宮(東京都千代田区)の宮司・松山文彦氏が制定した記念日。
日本の神様の前で結婚の誓いを立てる神前結婚式は、日本古来の伝統文化を継承したものであり、未来に伝えていく大切な様式として多くの人に理解してもらうことを目的としている。
神前結婚式の歴史は、1900年(明治33年)に当時皇太子であった大正天皇の御結婚の礼が皇室でもはじめて皇居内の賢所の御神前で行われたことにはじまる。
これを記念して日比谷大神宮(現:東京大神宮)が1901年(明治34年)7月21日に、神社でははじめて一般の人に向けた神前結婚式を執り行ったことから7月21日を記念日とした。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。

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