6月10日は何の日?
6月10日は、時の記念日、ローストビーフの日、ミルクキャラメルの日、路面電車の日などがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!
時の記念日
時の記念日は、1920年(大正9年)に東京天文台(現:国立天文台)と財団法人・生活改善同盟会が、「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と呼びかけ、時間の大切さを尊重する意識を広めるために制定した。
6月10日は、奈良時代に成立した日本最古の歴史書『日本書紀』の天智天皇10年4月25日(グレゴリオ暦671年6月10日)の項に、「漏刻(ろうこく)を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す」とあることにちなむ。
「漏刻」とは水時計のことで、容器に水が流入・流出するようにして、その水面の高さの変化で時をはかる。つまり、この日は日本で初めて時計装置が使われた日である。
ローストビーフの日
ローストビーフの日は、ローストビーフギフト専門店として知られる「ローストビーフの通販 たわら屋」(静岡県菊川市)が制定した記念日。
世界的に名高い日本の和牛を使用したローストビーフの極上の美味しさを、国内にとどまらず海外にも広めていくことを目的としいている。
6月10日は、ローストビーフ「ロ(6)ースト(10)ビーフ」の語呂合わせと、ワンランク上の贈り物として6月第3日曜日の「父の日」のプレゼントに最適との思いから、その近い日を選定している。
ミルクキャラメルの日
ミルクキャラメルの日は、「ミルクキャラメル」をはじめ、多くの人気商品を展開する森永製菓株式会社(東京都港区)によって制定された記念日。
1913年(大正2年)6月10日、森永製菓から「森永ミルクキャラメル」が発売された。それまでは1899年(明治32年)の創業以来「キャラメル」とだけ記載して販売されていた。
発売当初の森永ミルクキャラメルはバラ売りで、1粒5厘だった。
また、高温多湿の日本の気候に合わずキャラメルが溶けてしまうという性質から、創業者の森永太一郎(1865~1937年)が改良を重ね、翌1914年(大正3年)、20粒入り10銭の箱に入った携帯用のミルクキャラメルを発売した。
路面電車の日
路面電車の日は、1995年(平成7年)の6月10日に、全国の路面電車を持つ自治体が広島市で開催した「第2回路面電車サミット」で制定した記念日。
北は北海道の札幌市から南は鹿児島県の鹿児島市までそれぞれの地域で大切な交通手段として、街のシンボルとして愛されている路面電車をより一層PRしていくことを目的としている。
6月10日は、路電「ろ(6)でん(10)」の語呂合わせから。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。
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