4月20日は何の日?
4月20日は、郵政記念日、ジャムの日、青年海外協力隊の日、女子大の日などがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!
郵政記念日
郵政記念日は、1871年(明治4年)4月20日(旧暦3月1日)、それまでの飛脚制度に代わり新しく郵便制度が実施されたことに由来する。
「郵便の父」と呼ばれる政治家・前島密(1835~1919年)の立案によって、東京・京都・大阪の3都市と東海道線の各駅で、郵便物の取り扱い、切手の発行が開始された。
翌1872年(明治5年)にはほぼ全国的に実施された。
日本の郵便制度は、イギリスの郵便制度を参照しつつ、従来の飛脚の方法も取り入れたものであった。
ジャムの日
ジャムの日は、全国のジャムの製造メーカー、販売企業などで構成する日本ジャム工業組合が創立50周年となる2015年(平成27年)に制定した記念日。
ジャムの美味しさや魅力を多くの人に知ってもらうことで、ジャムの需要喚起と消費拡大を目的としている。
4月20日は、1910年(明治43年)4月20日に長野県北佐久郡三岡村(現在の小諸市)の塩川伊一郎氏が「苺ジャム」を明治天皇に献上し、日本のジャム産業の発展に大いに貢献したことから。
青年海外協力隊の日
青年海外協力隊の日は、1965年(昭和40年)4月20日に、青年海外協力隊(JOCV)が発足したことに由来。
青年海外協力隊とは、日本政府が行う政府開発援助(ODA)の一環として、外務省所管の独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する海外ボランティア派遣制度で、アジア・アフリカ・中南米を中心に発展途上国の国作りを支援するために、満20歳から39歳までの人達がボランティアとして活躍している。
募集分野は農林水産・教育・保健衛生などがあり、さらに120以上もの職種に分かれる。
これまで派遣国は約80ヶ国、約30,000名の隊員が派遣されている。
女子大の日
女子大の日は、1901年(明治34年)4月20日、日本初の女子大学である「日本女子大学校」(現:日本女子大学)が開学したことに由来する記念日。
「日本女子大学校」は、キリスト教の牧師であり、女子高等教育の第一人者である成瀬仁蔵(1858~1919年)によって、「女子を人として、婦人として、国民として教育する」という教育方針を掲げ創立。実業家の渋沢栄一氏をはじめ、複数の著名人が支援者として名を連ねていた。
1948年(昭和23年)、学制改革によって新制大学として「日本女子大学」が発足し、家政学部・文学部が設置された。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。
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