4月6日は何の日?
4月6日は、城の日、新聞をヨム日、北極の日、コンビーフの日などがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!
城の日
城の日は、兵庫県姫路市の観光課が1990年(平成2年)に制定した記念日。
姫路城は日本三大名城の一つとされ、1346年(正平元年)に赤松貞範により築かれた。
西国統治の重要拠点として羽柴秀吉・池田輝政・本多忠政が城を拡張し、五層六階の大天守と三つの小天守があり、その真っ白な外観と形から別名・白鷺城(はくろじょう・しらさぎじょう)とも呼ばれる。
姫路城を中心とした市の復興を目的として、城の日を挟んだ一週間は、姫路城周辺の文化・観光施設の無料開放、観桜会などが開かれる。
4月6日は、城「し(4)ろ(6)」の語呂合わせから。
愛知県名古屋市のシンボルでもある名古屋城でも2002年(平成14年)に同じ語呂合わせで4月6日を「城の日」としており、この時期には「名古屋城桜まつり」が開催される。
新聞をヨム日
新聞をヨム日は、2003年(平成15年)に一般社団法人日本新聞協会の販売委員会が制定した記念日。
新聞をヨム日から12日までを「春の新聞週刊」、この日を含む1日から30日までを「新聞閲読月間」として、入社や入学などで新しい生活をスタートする若者向けに新聞の購読を呼び掛ける。
新聞に馴染みのない世代からも興味を引けるよう、試読紙を配布したり、共同懸賞を実施したりと各地でさまざまなキャンペーンが行われている。
4月6日は、読む「読(4)む(6)」の語呂合わせから。
北極の日
北極の日は、1909年(明治42年)4月6日、アメリカ海軍の軍人・探検家のロバート・ピアリー(1856~1920年)ら6人が、世界で初めて北極点に到達したとされることに由来。
1886年(明治19年)のグリーンランド探検から、数度の北極点到達失敗を経ての悲願達成であったが、彼が一番乗りかどうかという論争は80年以上も続き、アメリカ地理学会が彼の偉業を認定したのは1989年(昭和64年/平成元年)のことだった。
しかし、、後の詳しい測量により、ピアリーらが北極点だとしていた点は正確には北緯89度57分(北極点から約6kmの地点)であったことが分かっている。
また、ナビゲーションの技術を持つ者がいなかったにもかかわらず、不自然に旅程が順調であることなどから、到達そのものを疑問視する説もある。
コンビーフの日
コンビーフの日は、1875年(明治8年)に、アメリカでコンビーフを詰める台形の缶の特許が登録されたことから「コンビーフの日」と呼ばれるようになった。
コンビーフは、日本では一般的にほぐした牛肉の缶詰のことであるが、本来は長期航海用や軍需品として使うための保存食料である「塩漬け牛肉」のことを指す。
コンビーフの缶詰は中に肉が詰めやすいように工夫されて、独特の台形の形になった。
また、台形の面積が大きい底側から肉を詰めることにより缶の中の空気を抜き、肉の酸化を防ぎ、保存性を高める効果もある。
台形の缶のシルエットが日本の「箱枕」に似ていることから、「枕缶」とも呼ばれている。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。
コメント