3月22日は何の日?
3月22日は、放送記念日、世界水の日、さくらねこの日、面発光レーザーの日などがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!
放送記念日
放送記念日は、1943年(昭和18年)に日本放送協会(NHK)が制定した記念日。
1925年(大正14年)3月22日、社団法人東京放送局(現:NHK東京放送局)が、日本初のラジオ仮放送を開始したことに由来。
午前9時30分、京田武男アナウンサーの「アー、アー、アー、聞こえますか。JOAK、JOAK、こちらは東京放送であります。こんにち只今より放送を開始致します」という第一声が放送された。(「JOAK」は、東京放送局のコールサイン(呼び出し符号)で、無線局を識別するための符号)
3月22日には逓信省から正式に免許を受けて仮放送を開始し、7月12日に愛宕山の放送局から本放送が開始された。
世界水の日
世界水の日は、1992年(平成4年)に「水がとても大切であること、きれいで安全な水を使えるようにすることの重要性について世界中の人々と一緒に考える」ことを目的とし、国連総会で定められた国際デーのひとつ。
以降、世界中で毎年3月22日やその前後に、さまざまな催しやキャンペーンなどが行われている。
「世界水の日」は、2015年9月に採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標6―2030年までに誰もが安全に管理された「水と衛生」を手に入れる―の達成に向けてアクションを取るための日でもあが、最新のデータでは、世界人口の半数の家には安全に管理された衛生設備がなく、4分の1が安全な飲料水を利用できず、3分の1近くは水とせっけんを備えた手洗い場が自宅にない状況である。
これらは、SDGs目標達成にはほど遠い現状を示している。
さくらねこの日
さくらねこの日は、2019年、猫の殺処分ゼロを目指して活動する、公益財団法人どうぶつ基金によって制定された記念日。
飼い主のいない猫を捕獲(Trap)し、不妊手術(Neuter)をして元の場所に戻す(Return)ための「TNR活動」を多くの人に知ってもらうことが目的。
不妊手術を終えた印として、耳先を花びらの形のように少し切り取ることで「さくら耳」を持つ猫が「さくらねこ」と呼ばれている。
3月22日は、「さ(3)くら」と「ニャン(2)ニャン(2)」の語呂合わせを組み合わせて、3月22日としたのが由来。
面発光レーザーの日
面発光レーザーの日は、公益社団法人応用物理学会微小光学研究会が制定した記念日。
面発光レーザーは、基板と垂直にレーザービームを放射する半導体レーザーのことで、東京工業大学名誉教授の伊賀健一(いが けんいち)氏が発明。
現在ではLANやコンピューターマウス、レーザープリンター、顔認証など多くの応用分野で使われており世界的に認知されている。
3月22日は、東京工業大学で研究をしていた伊賀健一氏が面発光レーザーを発案し、これを研究ノートに記載した1977年(昭和52年)3月22日からきている。
日本発の技術である面発光レーザーの貢献度・実用性などを国内外にアピールするとともに、さらなる研究開発・応用開発の促進につなげていくことを目的としている。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。
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