3月18日は何の日?
3月18日は、精霊の日、点字ブロックの日、博物館明治村開村記念日、春の睡眠の日などがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!
精霊の日
精霊の日は、日本最古の歌集である『万葉集』を代表する柿本人麻呂・和泉式部・小野小町の命日として言い伝えられていることに由来する。
精霊は通常「せいれい」と読むが、この場合は、死者の霊魂を意味する「しょうりょう」が正しい読み方となる。
3月18日前後には古くから死者の魂を供養するならわしがあり、春の彼岸にも近い日であることから、精霊の日は亡くなった偉大な歌人たちの霊魂を偲ぶ日として伝わっている。
点字ブロックの日
点字ブロックの日は、視覚障がい者に向けた情報発信や、イベント企画・開催などを手掛ける、社会福祉法人岡山県視覚障害者協会によって制定された記念日。
世界初の点字ブロック敷設を記念するとともに、点字ブロックの安全性確保・発展を目指すことが目的のひとつとなっている。
1967年(昭和42年)3月18日、岡山市にある岡山県立岡山盲学校付近の交差点に、世界で初めて点字ブロックが敷設されたことから3月18日が記念日となった。
社会福祉法人岡山県視覚障害者協会は、記念日文化の発展に貢献した団体などを讃える「記念日文化功労章」の第12号を受賞した。
博物館明治村開村記念日
博物館明治村開村記念日は、1965年(昭和40年)のこの日、愛知県犬山市に「博物館明治村」が開村したことに由来する記念日。
「博物館明治村」は明治時代の建築物を保存展示する野外博物館、また明治時代をコンセプトとしたテーマパークで、明治時代の建造物などを公開し、また明治時代の歴史的資料をも収集し、社会文化の向上に寄与することを目的としている。
開村当時の展示施設は札幌電話交換局、森鴎外・夏目漱石住宅など15件だったが、2018年(平成30年)時点では67件(蒸気機関車なども含む)に達しており、うち11件が重要文化財に、1件が愛知県有形文化財に指定されている他、ほとんどの建物も登録有形文化財となっている。
敷地面積は約100万m2と大規模であり、日本のテーマパークでは、「ハウステンボス」、「リトルワールド」に継ぐ、第3位の敷地面積を誇る。
春の睡眠の日
春の睡眠の日は、2011年(平成23年)に睡眠健康推進機構が日本睡眠学会と協力して制定した記念日。
睡眠に関する正しい知識の普及・啓発が目的となっている。
世界睡眠医学協会(World Association of Sleep Medicine)が定めた3月の「世界睡眠の日」(World Sleep Day)に合わせて、日本独自の睡眠の日として3月18日を「春の睡眠の日」に、ぐっすり「ぐっ(9)すり(three=3)」と読む語呂合わせから、9月3日を「秋の睡眠の日」としている。
睡眠健康推進機構は、「公益財団法人精神・神経科学振興財団」が設立20周年にあたり、2011年4月に日本睡眠学会と共同で設立した組織で、「良質の睡眠は子どもの心身の成長に重要であり、生活習慣病を予防し、高齢者の生活の質を高める」としている。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。
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