3月11日は何の日?
3月11日は、東日本大震災、パンダ発見の日、コラムの日、いのちの日などがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!
東日本大震災
東日本大震災は、2011年(平成23年)3月11日14時46分に発生した、東北地方太平洋沖地震およびこれに伴う福島第一原子力発電所事故(放射能汚染)による大規模な地震災害(震災)である。
三陸沖の宮城県牡鹿半島の東南東130km付近、深さ約24kmを震源とする地震で、マグニチュード(M)は9.0。
これは、日本国内観測史上最大規模、アメリカ地質調査所(USGS)の情報によれば1900年以降、世界でも4番目の規模の地震であった。
この地震では宮城県北部で最大震度7が観測され、最大潮位9.3m以上(福島県相馬検潮所)の大規模な津波も記録された。
東京23区でも最大震度5強を観測、超高層ビルなどを大きくゆっくりと揺らす「長周期地震動」も観測され、震源から遠く離れた東京や大阪でも被害が出た。
死者15,900人、行方不明者2,520人(2024年3月現在警察庁発表)、避難者数は29,328人(2024年2月現在復興庁発表)となっている。
東日本大震災は、明治以降の日本の地震被害としては関東大震災、明治三陸地震に次ぐ3番目の規模の被害となった。
パンダ発見の日
パンダ発見の日は、1869年(明治2年)のこの日、中国・四川省の民家で、伝道中のフランス人神父アルマン・ダヴィドが、ジャイアントパンダの毛皮を発見した。
これが、西洋でパンダが知られるきっかけとなった。
パンダ(panda)は、ネコ目(食肉目)に属するジャイアントパンダ(クマ科)とレッサーパンダ(レッサーパンダ科)の2種に対する概念上の総称。
別名は「熊猫(くまねこ)」。ともに中国大陸に生息しているという共通点がある。
単にパンダといった場合、現在ではジャイアントパンダのことを指すことが多いが、当初は先に発見されたレッサーパンダに対して「パンダ」と命名され、後にジャイアントパンダが発見された経緯がある。
コラムの日
コラムの日は、1751年3月11日、イギリスの新聞「ロンドン・アドバイザー・リテラリー・ガゼット」にて、世界初のコラムの連載が始まったことに由来した記念日。
コラムとは、新聞や雑誌などで、短い評論やエッセイなどを掲載する欄または囲み記事を指し、記者が自分の意見を織り込んでいることが特徴。
日本の新聞のコラムでは、代表的なものとして『朝日新聞』の「天声人語」、『読売新聞』の「編集手帳」、『毎日新聞』の「余録」、『東京新聞』の「大波小波」などがある。
いのちの日
2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災では多くの命が失われた。
いのちの日は、命の尊さを思い、命の大切さを考え、震災で学んだことを風化させることなく災害に備えることを目的として、「災害時医療を考える会」(Team Esteem)が制定した。
災害時医療の改善を図るとともに、9月1日に防災訓練が行われるように、3月11日には健康、医療、災害時の体制などを考える機会を設けたいとの思いから記念日とした。
関連する記念日として、関東大震災が発生したことに由来して9月1日は「防災の日・防災用品点検の日」となっている。
また、12月1日は同じ「いのちの日」だが、こちらは厚生労働省が自殺予防活動の一環として制定した記念日である。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。
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