3月5日は何の日?
3月5日は、サンゴの日(珊瑚の日)、安藤百福の日、スチュワーデスの日、産後ママスマイルデーなどがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!
サンゴの日(珊瑚の日)
サンゴの日(珊瑚の日)は、1996年(平成8年)に自然環境や野生動物の保護活動を担う、公益財団法人世界自然保護基金(WWF)によって制定された。
3月5日は、珊瑚「サン(3)ゴ(5)」と読める語呂合わせと、珊瑚の宝石であるコーラルが、3月の誕生石として知られていることも、由来のひとつとなっている。
サンゴ(珊瑚)は刺胞動物門に属する動物のうち、固い骨格を発達させるものであり、宝石になるものやサンゴ礁を形成するものなどがある。
記念日を制定した1996年から沖縄県石垣島・白保にサンゴ礁の保護研究センターを建設する運動を展開、2000年(平成12年)にサンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」が設立された。
白保の海は世界最大級といわれるアオサンゴの大群落を擁し、世界的にも貴重な自然が残る場所で、同センターではその調査と保全活動を行っている。
安藤百福の日
安藤百福の日は、日清食品ホールディングス株式会社が制定した記念日。
3月5日は「インスタントラーメンの父」と呼ばれる安藤百福が、1910年(明治43年)3月5日に生誕したことに由来する。
安藤百福は、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」、世界初のカップめん「カップヌードル」などを発明したことで知られる。
日本をはじめ、世界の食文化に革命を起こした安藤百福の「人間にとって一番大事なのは創造力であり、発明、発見こそが歴史を動かす」との熱い思いを伝えたいと、2010年(平成22年)の生誕百年を機に記念日が制定された。
スチュワーデスの日
スチュワーデスの日は、1931年(昭和6年)3月5日、東京航空輸送社(後に大日本航空に吸収)が実施した日本初のスチュワーデス採用試験の結果が発表されたことに由来する。
当時「エアガール」という呼び名で募集され、2月5日に試験が行われた。140人の応募に対し、合格者は3人であった。
その3人は東京-下田-清水間の定期旅客路線に新卒として採用された。
「スチュワーデス(stewardess)」とは、旅客機に乗り込み接客サービスを行う女性客室乗務員のことで、船舶の司厨員に由来する「スチュワード(steward)」の女性の呼称であるが、現在では、性差のない語である「キャビンアテンダント」または「CA(シーエー)」と呼ばれることが多い。
しかし「キャビンアテンダント(cabin attendant)」は和製英語であり、英語では「フライトアテンダント(flight attendant)」または集合名詞「キャビンクルー(cabin crew)」と呼ばれる。これに伴って、日本語訳では「客室乗務員」という言葉が正式とされるようになった。
産後ママスマイルデー
産後ママスマイルデーは、産後のママが直面する様々な課題に対して、社会全体で支援し、理解を深める機会を提供することを目的に、2021年(令和3年)「慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアム」内に事務局を置く「産後ママSOSプロジェクト」が制定した。
3月5日は、産後「さん(3)ご(5)」の語呂合わせから。
産後ママスマイルデーが制定された背景には、新型コロナウイルスの流行が大きく影響しており、コロナ禍での出産はママたちにとっては一層の不安と孤立を強いるものであり、外出制限や人との接触機会の減少は、産後のサポート体制にも大きな影響を与えた。
この記念日は、産後ママたちが社会から見過ごされがちな悩みに対し、適切な支援と理解を促すために非常に重要な意味を持っている。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。
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