12月6日は何の日?
12月6日は、姉の日、シンフォニー記念日、音の日、ラジオアイソトープの日などがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!
姉の日
姉の日は、1992年(平成4年)に漫画家で姉妹型・兄弟型研究の第一人者として知られる畑田国男氏によって制定されました。
12月6日は、9月6日の『妹の日』のちょうど3ヵ月後であることと、聖ニコラウス(サンタクロース)にまつわる「三姉妹伝説」が由来となっている。
貧しい三姉妹の長女を救ったとされる伝説と、ギリシャ正教会系の国でクリスマスに相当する祭日が12月6日であることにちなんでいます。
ちなみに、姉妹・兄弟に関連する記念日としては、
3月6日の「弟の日」
6月6日の「兄の日」
9月6日の「妹の日」
11月23日の「いい兄さんの日」がある。
シンフォニー記念日
シンフォニー記念日は、1914年(大正3年)の12月6日、ドイツのベルリンから帰国した山田耕筰が、初の日本人の作曲による交響曲『かちどきと平和』を発表したことに由来。
山田耕筰(1886~1965年)は、日本を代表する作曲家・指揮者。
日本語の抑揚を活かしたメロディーで多くの作品を残し、日本初の管弦楽団をつくるなど、日本において西洋音楽の普及に努めた。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やレニングラード・フィルハーモニー交響楽団等を指揮するなど国際的にも活動、欧米でも名前を知られた最初の日本人音楽家でもある。
音の日
音の日は、1877年12月6日、トーマス・エジソンが蓄音機を発明したことにちなみ、1994年(平成6年)に一般社団法人日本オーディオ協会が制定。
音と音楽文化の重要性を広く認識してもらうとともに、オーディオおよび音楽文化・産業の発展に寄与することを目的としている。
同協会では記念日には、「音の日の集い」など、一般の人にも音の世界を認識してもらうためのさまざまなイベントを実施している。
ラジオアイソトープの日
ラジオアイソトープの日は、ラジオアイソトープ(放射性同位元素)の製造にも使われるサイクロトロンを開発した物理学者・仁科芳雄博士の誕生日である1890年(明治23年)にちなんで制定された。
アイソトープ(同位元素)は、陽子の個数が同じで、中性子の個数が異なる原子同士のことを指します。
その中でも、外部から力を加えられることなく、ひとりでに放射線を出して他の種類の原子核に変わるものを、ラジオアイソトープ(放射性同位体)と呼びます。
日本の現代物理学の父と呼ばれる仁科芳雄は、理化学研究所に日本第1号、世界では第2号のサイクロトロンを建設して、原子核・素粒子研究の基礎を築いた。
また、ラジオアイソトープを医学、生物学など幅広い分野へ応用するための先駆的な研究を指導した。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。
コメント