11月5日は何の日?
11月5日は、津波防災の日/世界津波の日、雑誌広告の日、縁結びの日、ごまの日などがあります。
いろいろな記念日を知ることで、雑学力を高めましょう!
津波防災の日/世界津波の日
2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災を受けて同年6月に制定された「津波対策の推進に関する法律」にて制定。
日付は1854年(嘉永7年)のこの日に発生した安政南海地震に由来する。
この地震は南海トラフ巨大地震の一つとされ、和歌山県など紀伊半島や四国などを大津波が襲った。
大津波が和歌山県広村を襲った際、庄屋・濱口梧陵が収穫されたばかりの稲わらに火をつけて、暗闇の中で逃げ遅れていた人たちを高台に避難させ命を救った「稲むらの火」の逸話が残っている。
「稲むらの火」は、津波の恐ろしさ、地震後の早期避難の重要性を伝える優れた防災教材である。
そのため、教科書だけではなく、マンガ、紙芝居など様々な形で紹介されている。
「稲むらの火」の逸話に由来して、この日は国連が定める「世界津波の日」にもなっている。
雑誌広告の日
日本雑誌広告協会が1970(昭和45)年に制定。
「読書週間」と「教育文化週間」のある時期ということで、この日を記念日とした。
雑誌広告の日は、消費者の保護と雑誌広告の信頼を高めることを目的としている。
縁結びの日
島根県の「神話の国 縁結び観光協会」が制定。後に公益社団法人「島根県観光連盟」が継承。
日付は「いい(11)ご(5)えん」(いいご縁)と読む語呂合わせから。
古くから縁結びの地として知られる出雲路。その出雲地方では神在月(かみありづき)と呼ばれる旧暦10月(新暦11月頃)に出雲大社に全国の神が集まり縁結びなどの会議が行われるとされている。
記念日は一般社団法人「日本記念日協会」により認定・登録された。
「出雲大社」は「縁結びの神」として親しまれている「だいこく様」(オオクニヌシノミコト)を祀る日本有数の神社。
恋愛や結婚はもちろん、誰もが健やかに幸多く栄え、睦み合えるよう、だいこく様の縁結びの力は、神代の頃から変わりなく、多くの人に幸せを運んでいる。
ごまの日
油分、たんぱく質、 ビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富で、栄養価が 高く、健康に良いごまをより多く摂取してもらうことを 目的として、2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録。
「いい(11) ご(5) ま」と読む語呂合わせと、ごま和えなどごまとの相性の良いほうれんそうの旬の 始まりの時期であることから11月5日になりました。
最後に
この他にも様々な記念日が制定されているので、気になる記念日を探してみても楽しいかも知れませんね。
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